「ジャッキー・スマイル! (ニコニコ)。以上感想終わり」
「だー、それじゃ分からない」
「しょうがないな。じゃあ、詳しく言うと、TOHOシネマズは毎月1日は映画が1000円なので、無理に行ってみてきました。世間では告白が流行っているようなので、どちらを見るか最後まで悩んで、ほとんど9割告白に傾いていたけど、最後の最後で時間に予定外の番狂わせがあってダブル・ミッションになりました」
「それで?」
「ジャッキー・スマイルで、窓口のお姉さんが快くタダにしてくれました (←大嘘)」
「大嘘かい」
「真面目な話、鷹の爪団が宣伝に出ていたので、やはりこれは見ないといかんと思っていたのだけど、それはそれとしてこういう中国格闘系の映画はけっこう好きなんだ。テレビでは少し見てる。ジャッキーの映画も見たことある」
「じゃあ、予想通り満足した?」
「いや、映画館のスクリーンで見るジャッキーもいいものだと再確認したよ。もうニコニコしちゃう」
「内容は?」
「やはりアクションがいい。特に自転車を使ったアクションとかね。あと、エンディングがちゃんとNG集なんだよ。これもいいね」
「他には?」
「子どもと動物を上手く活かした内容が良かったねえ。凶悪な敵と格好いいヒーローが戦う映画じゃない。子どもの心を掴むという難題の映画なんだよ」
「子どもは難しいね」
「うん。だから無敵のスパイも大弱りさ」
「なるほど。そこは見所だね」
「もう1つ、この映画のヒロインは誰かという問題だが、実はジャッキーの結婚相手の女性ではなく、長女ではないかという気がしないでもない」
「おいおい」
「実際、次女、長男の心を掴む部分は分かりやすいのだが、長女がいちばん難しい」
「そこが実際は見所というところだね」
「うん」
「じゃあ、最後に何か一言」
「劇場で見るジャッキーはまた格別だった。気がついたら終わり寸前というぐらい時間を忘れて楽しめたしね」
「じゃあ良かったの?」
「うん。満足したぞ。満足してニコニコして、ジャッキースマイル!」
「それはもういいから」